2019 GW 硫黄岳
2019年のGWに、久々に残雪期の八ヶ岳に行きたくなりました。
2年前の夏に八ヶ岳に行きましたが、GWの時期に八ヶ岳に行ったのは20代前半だったので実に20年ぶりでしょうか。
でもその時の記憶はしっかり残っていますね。
山はちっとも変わってない。自分だけが年を経ているように感じます。
山の変化スピードから考えても当然ですが。
茅野や今では北杜市に名前は変わっているけど白州。
地元にいた頃よく山に行くときに使っていた車中泊ポイントもいくつか回ってみたのですが、今でもしっかり残っていました。
民家からかなり離れた林道の途中で車中泊していて、夜中に車のドアノブをガチャガチャ開けられそうになって、すぐに周りを見回しても人がいなかった不思議経験の空き地も健在だったので、今回もそこで車中泊しました。
今回は何事もなくゆっくり寝れました。
登山で不思議な思い出があるのは、この車中泊ポイントと上高地の小梨平だけですかね。
夜明け前に車中泊ポイントを出発して、桜平に向かいます。
この駐車場で車中泊しても良かったかな?
峰の松目に日が当たります。
まだ日陰には雪が残ってますね。
夏沢鉱泉までのコンクリ舗装路が溶けた雪が凍ってアイスバーンになっていました。
ここが今回の山で一番緊張しました。
夏沢鉱泉を過ぎてすぐ、雪道になりました。
オーレン小屋まではきつい登りもなく、のんびり登ることができます。
朝のうちは、雪も締まっていて歩きやすいです。
ゴミは持ち帰りましょう。
この時はブログを書こうとも思っていなかったので、オレーン小屋の写真は撮っていないので、いきなり夏沢峠です。
硫黄岳の爆裂火口はほんとすごいです。
根石岳と東天狗です。
西側はすっかり雪解けですね。
根石山荘と西天狗です。
この辺りだけ、岩の色が黄色いです。
西天狗の西側も同じ安山岩ですが、色が違いますね。
黒っぽい安山岩は南八ヶ岳全般に、黄色っぽい安山岩は北八ヶ岳に。
なんで色が違うのかな?
根石岳の登り途中に振り返ると、硫黄岳越しに赤岳が見えてきました。
硫黄岳の登りはアイゼンいらなさそうです。
阿弥陀岳と編笠山の一部、南アルプスまで見えますね。よかった。
東天狗と西天狗の間のなだらかなコル
このなだらかな部分は、もっと雪のある時期が楽しいんですよね。
もういきなりテント場です。
ブログ書く用にもっと、小屋とかテント場の写真も撮った方がいいですね。
TG-6が出たら買おうかな?
肉眼では彩雲がはっきり見ていたのに、写真だとここまで加工しないと色が出なかったです。
肉眼とセンサーの差をもっと勉強しないと。
撮って出しの撮り方もいいけど、個人的にはそれでは自分がその場所で見た景色には遠いので、RAWで加工するのが好きですね。
X100F持ってるけど、Fujiのカメラはさすがのフィルムメーカー。
フィルム時代は山ではベルビアで撮っていたのもあるけど、
その辺りがばっちり合うので、次のメインカメラメーカーの第一候補です。
翌日、再び夏沢峠です。
朝3時出発だったけど、夜明け前の山の中の雰囲気楽しんでいたらギリギリでした。
うっすら白んでくる時間から、日の出までの時間がたまんなく好きです。
太陽が当たると、一気に温度が上がるように感じます。
やっぱすごいなー。
天狗岳の左側に見えるオレンジ色が気になりました。
霧ヶ峰。まだ行ったことなかったのでこの時点で、もう一泊はやめて今日下山して霧ヶ峰に行くことにしました。
硫黄岳のなだらかな山頂部に着きました。
阿弥陀岳・赤岳・横岳の南八ヶ岳のメインを堪能できる贅沢な場所です。
権現岳も見えてますね。
甲斐駒には再び訪れなければならない使命があります。
八ヶ岳は初めてのアルプス級の山として、昔は何度も訪れました。
10代で登山を独学で始めて、低山日帰りを3年。
その次のステップアップのためにと八ヶ岳には色々お世話になりました。
その頃は、槍ヶ岳だ北鎌尾根!前穂北尾根だ!劔だ。源次郎だ!北方稜線だ!とか考えていて、単なる足がかりとしてしか考えていなかったけど、改めて登ってみると、深い森林、荒々しい岩稜などがコンパクトにまとまっていて
非常に楽しい山域でした。
これからもちょくちょくと通う予定です。
次は、梅雨時期の高見石付近かな?